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美味しい紅茶の入れ方を大公開!ワンランク上のリーフ紅茶を味わいたいあなたへ

紅茶初心者必見!美味しい紅茶の淹れ方を解説

リーフの紅茶を飲んでみたいけれど、なんだか難しそうと思ったり、どんな道具を揃えたら良いかがわからないと考えている人もいるのではないでしょうか?

ちなみに、私は「じゅんじゅんの紅茶教室」という紅茶チャンネルやティーアテンダント協会という紅茶教室を運営しており、美味しい紅茶の淹れ方に関しては熟知しております。

今回はこれからリーフ紅茶を始めたい人に向け、最低限の道具で美味しい紅茶の淹れ方について解説していきます!

 

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動画でも解説しています

 

リーフ紅茶を淹れる道具

それではまず最初に、リーフ紅茶を美味しく淹れるために使う道具について解説します。

 

〇 ヤカン

紅茶用のヤカンの方が淹れやすいですが、どのようなヤカンでも問題ありません。ガス、IH専用、電気ケトルといくつかの選択肢があります。普段の生活にあったものをお選びください。

 

〇 目盛り付きガラスポット

一番淹れやすい分量は2杯分の300ccです。なので、300cc~450㏄が入るポットを目安にしましょう。丸い形のポットの方が茶葉が抽出されやすいという考え方もありますが、ポイントを押さえてお湯を注ぐことで美味しい紅茶になります。なのでポットの形状にこだわる必要はありません。形状よりも淹れやすいように、300ccの目盛りがついているもの、注いだお湯の量が見えるガラス製のものを使用することをおススメします。

 

〇 ティーポット

美味しい紅茶を淹れるためには蒸らし終えた茶葉を茶こしで取り除くことが大事です。その際に使用するのがこちらのポットです。始めたばかりのころは、淹れやすいようにポットの口が広いものをおススメします。ポットからティーカップに紅茶を注ぐので、ティーカップとおそろいにするのも紅茶の楽しみ方のひとつです。お気に入りのポットがあるだけでティータイムがより楽しくなります。ティータイムを重ねていく中で自分の好みや使いやすいものが見つかります。なので、最初から一度に買いそろえなくても大丈夫です。私はレッスンで使用するときは、紅茶の水色が見えるガラス製のポットを使っています。紅茶の特徴を知りたい方は、色の違いがわかりやすいガラス製をおススメします。

 

〇 計量スプーン

擦切りいれると一杯が10gとわかりやすいですのでコーヒー用のメジャースプーンがおススメです。

 

〇 タイマー

紅茶には砂時計が使われることが多いです。しかし、砂時計は砂がおちても気づかないため、蒸らし時間を音で知らしてくれるタイマーがおすすめです。

 

〇 茶こし

道具の中で最も大事なものがこの茶こしです。茶こしを選ぶうえで、形状、網目の細かさ、大きさが大切です。2人分の分量でしたら直径9cm程度のものが使いやすいです。更に、細かな茶葉を通さない網目が細かなものを選びましょう。形状は半球型がおすすめです。紅茶用として三角錐のものが販売されています。しかし、これまでのわたしの経験からスムーズに茶葉を濾せる半球型の方が、美味しく入ります。そして、紅茶の美味しさを決めるゴールデンドロップを入れるために取っ手がついたタイプを選びましょう。

 

〇 茶葉

適正に保管された新鮮な茶葉を選びましょう。

 

〇 ティーカップ

ティーカップは紅茶の色がキレイに見えるように口が広がったタイプが多いです。カップの口当たりによって味わいや香り方が変わります。お好きなカップを見つけることも楽しみ方のひとつです。ぜひ、お気に入りのティーカップを見つけてみてください。自分一人だと、ついついソーサーをつけずにティーカップだけで飲むことがあります。しかし、ソーサーをつけるだけでティータイムをより一層楽しむことができます。時には、ソーサーをつけて気分を変えてみると、また違ったティータイムに出会えます。

 

分量 (2杯分)

お湯 300cc

お好きな茶葉 5g

 

手順

① ポットを温める

ポットが冷えていると、せっかく沸騰したお湯の温度が下がってしまいます。熱湯をポットに1㎝ほどの高さになる量を注ぎ、ポットの中のお湯をクルクルとまわしてください。少ないお湯の量でポット全体が温まります。

② 茶葉を5gはかる

2人分のポットに適した茶葉の分量は5gです。おススメしている10gのメージャースプーンを使用した場合、スプーンのちょうど半分の量が適量の5gになります。

③ ①で温めたポットに②の茶葉をいれる

①で使ったお湯を捨て、茶葉をポットに投入します。わたしは、ポットに茶葉が入った時の音がとても好きです。紅茶は音でも楽しむことができます。ぜひ、音にも意識を向けてみてくださいね。

 

④ なるべく高い位置からお湯を注ぐ

汲みたてのお水を使い、沸かしたてのお湯を勢いよく、なるべく高い位置から注ぎます。

⑤ 茶葉を蒸らす

ジャンピングが始まります。茶葉がゆらゆらとゆらめく姿を見るだけでもとても癒されます。ジャンピングの時間も楽しんでみてくださいね。茶葉のサイズにあった蒸らし時間を設定しましょう。

⑥ ⑤の紅茶をもう一方のポットに茶こしで濾す

ポットに茶葉を浸した状態では時間経過と共に渋味が増し美味しさを損ないます。そのため、適した時間がきたら、もう一方のポットに茶こしを使って注ぎ入れます。美味しさを左右するゴールデンドロップをしっかりポットに入れましょう。

 

⑦ カップに注ぐ

紅茶は温度変化と共に味わいが変わります。ティーコージー(ポットにかぶせる布製のもの)を使わず、ぜひ、変わりゆく味わいを楽しんでください。

美味しさを引き出す2つのカギ

紅茶を美味しく淹れるために知っていておきたい2つのキーワードがあります。

  1. ジャンピング
  2. ゴールデンドロップ

美味しさの秘密はジャンピング

紅茶を美味しく抽出するためのカギを握っているのがジャンピングです。

これはティーポットの中でおきるものです。

ジャンピングに欠かせないものは水中に含まれる酸素です。この酸素が小さな気泡となり茶葉の表面につきます。この浮力によって茶葉が上に浮かび上がります。そして浮かび上がった茶葉は、水分を含んで重くなりゆっくりと沈みます。その後、熱湯の対流にのって下から上へにゆらゆらと浮かんではまた落ちていきます。やがて気泡は水中に消えます。水分を吸った茶葉は重くなり沈んでいきます。この工程によって茶葉の味、香り、色がお湯の中に溶けだしていきます。この行為をジャンピングといいます。

 

ジャンピングのために大切なこと

ジャンピングが起きなければ、茶葉本来が持っている味、香り、色がお湯の中に溶けだすことができません。そのため、ジャンピングは紅茶を淹れるためにとても大切な工程です。ここでは、ジャンピングを起こすために大切なことをお伝えします。

ジャンピングはお湯の沸かし方ひとつで決まります。

ジャンピングは水中の酸素が少なければ、気泡が発生しないため茶葉が浮かび上がることができません。そのため、酸素が十分入った水を使うことが大切です。では、

酸素が少ない水とはどのようなものでしょうか。ここでは、ジャンピングが起こらない水について説明します。

① 2度以上沸かしたお湯

お湯を沸かすたびに、水中に入っていた酸素が出て行ってしまいます。そのため、沸かしなおしたお湯は紅茶には適していません。

② 長時間沸かしたお湯

お湯が沸いた状態が長く続くと、ボコボコと酸素が出て行ってしまいます。そのため、沸いたと同時に火を止めましょう。

③ 汲み置きの水

長時間、水をくみ置いていると酸素が抜けていきます。そのため、ペットボトルなどに入ったミネラルウォーターよりも水道水の方が適しています。塩素等気になる場合は、浄水機能を取り入れてみましょう。

④ 保温されたお湯

お湯の温度が低いと茶葉は上層に浮かんだまま沈むことがありません。そのため抽出が弱く茶葉の味や香り、色味が十分に出ません。茶葉がポットの上層に浮いている場合はお湯の温度が低いと考えられます。

 

このように書くと、とても難しいように思うかもしれません。しかし、酸素が含まれている沸騰したお湯を使うことで美味しい紅茶を楽しむことができます。まずは、難しく考えず水道水を沸かしたお湯を使ってみてください。

 

美味しさの秘密はゴールデンドロップ

紅茶を美味しく抽出するための2つめのカギがゴールデンドロップです。

紅茶を飲んだ時、なんだかぼやけた味わいに感じるならば、ゴールデンドロップが入っていないことが原因です。ゴールデンドロップとは、茶葉を濾すときに出る最後の一滴です。茶葉が持っている全てがこの一滴となり紅茶全体の味わいを決めます。紅茶の良しあしを決めるとても大事な一滴です。もしも、美味しい紅茶を淹れることが難しいとするならば、それは、この一滴を入れることが難しいからです。

 

ゴールデンドロップのために大切なこと

ゴールデンドロップが入っていない紅茶はぼやけた味わいになっています。ここでは、ゴールデンドロップを起こすために大切なことをお伝えします。

① ダブルポットを使い、茶こしで茶葉を取り除く(茶葉をポットに浸した状態にしない)

ゴールデンドロップとは最後の一滴と言われることもあります。この言葉のとおり、一滴しかありません。ティーカップに順番に注いでいく淹れ方では、最後に注いだカップにしかゴールデンドロップは入りません。そのため、飲む人全員でゴールデンドロップを飲む楽しむためには、この一滴をポットに入れることが大切です。

② 力任せにふらない

茶葉が含んでいる水分を最後の一滴までしっかりと出そうとするあまり、ラーメンの湯切りのようにチカラ任せにポットを振り落とすと、それは茶葉に不要なチカラが伝わり、エグ味の原因になります。同様に、何度もポットを振り続けることもエグ味の原因になります。そのため、力任せではなく、ポットから滴る紅茶の量が減ったタイミングで3回ほどを目安にポットと茶こしの中の水分がなくなるように淹れましょう。

ゴールデンドロップがうまく入るようになるには一定の回数が必要です。ですが、紅茶を淹れ終わった後の茶こしや残った茶葉からから茶液が出るようなことがなければうまく入った証です。

 

まとめ

今回は、美味しい紅茶の淹れ方について解説しました。

美味しい紅茶を淹れるためのカギは、茶葉をジャンピングさせることと、ポットにゴールデンドロップをいれることです。そして、ジャンピングに必要なのは酸素がたっぷり入った沸騰したお湯です。ジャンピングによって茶葉の味、香り、色を抽出できたら、ゴールデンドロップを忘れずにポットに入れてください。この2点を抑えたら、紅茶がただ渋いだけの飲み物から、香り豊かで旨味がたっぷり味わえる飲み物へと劇的にかわります。

 

ちなみに、わたしは「じゅんじゅんの紅茶教室」という動画チャンネルと、「ティーアテンダント協会」というおひとり様限定のオンライン紅茶教室を運営しています。動画では、美味しい紅茶の淹れ方や茶葉選びのポイントなど、紅茶初心者さんが日常に紅茶を取り入れる方法をお伝えしています。

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